今日の教訓

今日得た教訓をひとつずつ


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二世帯同居の難しさ

やはり、二世帯同居はできる人とできない人がいると思う。
 
ほとんどの場合、人間関係の問題なのだからコミュニケーションが原因になる。うちの場合も同じようにコミュニケーションが問題だった。
 
 
長年二世帯で暮らしていたのを解消しました。
私の両親のところへ妻が入る形でした。
 
一番の原因は、私の親の
「やらなくてよい、やって欲しくないと伝えたことをやってしまう」
というどうしようもないことだった。
 
私の親のスタンスは「言わなくても気を使ってやれ」私たちのスタンスは「やって欲しいことは言わなきゃわからないし、やって欲しくないことは伝える」というもので、どうしてもすれ違ってしまっていた。
相手はよかれと思ってやっていると思うのだが、こちらはやめて欲しいと思っているから、これはわかりあえない。
 
そうして、決定的なことが起こってしまった。
 
妻が妊娠して、つわりがひどくて家で寝込んでいる時にしつこくつきまとってしまったのだ。妻と私の親との関係はまぁ普通で、義理の家族とはいえそんなに打ち解けていない状況だった。
つわりがひどいため寝ているのだが、あれこれと声をかけてしまう。ほっといて欲しいと伝えても、洗濯物を勝手に畳んだり、冷蔵庫に食べ物が放り込まれていたりする。心配だからというのはわかるのだが、それで妻の心労も増えてしまった。
 
そんなことが続けば、うまくいかないのも無理はなかった。
 
 
・・・今思えば、私の親は昔からそうだった。
 
多感な時期に、来て欲しくないと伝えた文化祭には顔を出し、いらないと伝えた食事やお土産は決まって用意されるのであった。
 
すごくいい親なのかもしれないが、なぜ「しないで欲しい」と伝えた気持ちを汲み取ってくれないのだろうか。なぜ黙って実行する前に実行することを言ってくれないのだろうか。
今の私が想像できることは「自己満足」だ。何かしてあげたいので、という気持ちだ。
気持ちはわからないでもないが、何もせず見守るということも十分してくれていることなので、そういう選択がなぜできなかったのだろうか。
 
結局はエゴなのだと思う。
私の家系では初孫にあたる子だったので、舞い上がっていたのだろう、いろいろと相手に配慮が欠けることを行ってしまったのだろう。
 
人の気持ちに反して何かをするということは、嫌われる覚悟ですべきと思う。だから、我々の場合は同居解消となってしまいましたが、それも仕方がないと思う。子供が産まれて、同居していたら毎日顔が見れたのにと恨み言を言われたが、それも自業自得と思う。(近くに住んでいるので、週に一度程度は顔を出すしね)
 
 
で実際離れてみて、これくらいの距離がちょうどいいかなと感じている。完全に仲違いというわけではなく、妻も実家に顔を出すし、子供も会わせているので、まぁ普通なんだと思う。
 
いったんこじれた関係を修復するのは難しいが、修復までいかないまでも現状維持費したり漸進することはできるのだと、信じています。私自身がこれまで両親と特別仲がよかったわけではないので、少しくらい距離がある方がかえって自然に感じています。
 
 

今日の教訓

人の気持ちに反して何かをするということは、嫌われる覚悟ですべき(ということで、この話はまとまると思う)

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