今日の教訓

今日得た教訓をひとつずつ


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情報飽和による意欲低下(図書館効果)

ネットフリックスとか、Amazonプライムビデオとか、見るものがありすぎる状態になったとき、見たかったものがあまり見たくなくなるということはないでしょうか?

 

私にはよくあります。
それを図書館効果と呼んでいます。図書館のように、見るものがたくさんありすぎて困るからです。

 

どうしてそのような心の動きになるのでしょうか?

 
 

原因の推測

 

ひとつには、いつでも見ることができる、という切迫感の欠如があると思います。
今しかできない、ここでしかできない。そういったものに人は惹かれます。
逆にいつでもどこでもできることは後回しになってしまいがちです。そういう理由から「今じゃなくてもいいか」と思ってしまうのでしょう。

 

もうひとつは、いろんなものをたくさん見ることができる一方で、現実的には時間に限りがあってそれほど消化できないだろう、という理想と現実とのギャップがあると思います。
こんなに見たことのないものがたくさんあるけれど、一生のうちに目にするのは本の一握りだ、という事実に絶望してしまうのです。

 
 

対策

 

とにかく気になっている一冊とか、第一話だけとか「数」ではなく「内容」に意識を向けて見てみるということがよいのかと思います。
これは意外と応用の効く戦法で、たくさんあるけれど、とりあえずちょっとやってみるということです。

 

山ほどある宿題も、塊のまま扱っていたらうんざりですが、少し手をつけると要領がわかってさくさく進む、ということもあるでしょう。

 

また、数の多さに目を眩ませて、肝心の内容にはフォーカスをずらすようなサービスはよくあります。某アイドルグループや、カラー展開された洋服や、山ほどある機能もりもりの電化製品など、フォーカスがずらされているようなものは、身の回りに溢れています。

 
 

今日の教訓

数や見た目にごまかされず、物事の本質を見て、できることをまずやってみるということでしょうか。

これとは別に、会う約束をして、その日が近づくと急にキャンセルしたくなる、という「祭りは準備が一番楽しい理論」というものがあるのですが、これは別のお話に。


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