今日の教訓

今日得た教訓をひとつずつ


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とろとろ歩いている人が前にいると、なぜイライラするのか?

私は歩くのが早い。
それは、街で歩いていれば自分を追い越す人がいないほどで、競歩に出ればいいところまでいけるのではないかと思う。
(少し過剰な自負である)

 

それだけに、前の人に詰まってしまい、「進み」が遅くなりイライラする、ということがたびたび発生する。

 

車に乗る方は、前の車がなかなか進まずにイライラする、という経験は覚えがあることと思う。

 

よく考えれば、渋滞などの大幅な遅延ではなく、時間はたいして変わらない場合にもイライラする。
「なんで今のタイミングで入らないんだ」
「もう少しスピード上げていれば、信号わたれたのに」
歩いているときはなおのこと、時間自体は大きく変わらない。

 

にも関わらず、なぜいらいらするのか?

 

結果としての時間が大きく変わらない以上、自分の身に起きていることが問題となりそうだ。

 

前に歩みの遅い人がいる場合、私は以下のような動きになる。
・歩幅を縮める
・足を出す動作を遅くする
・ぶつからないよう、足を出す方向を調整する

 

つまり、なにも考えずに歩く場合よりもより多くのことを考える必要がある。これは精神的な負荷である。

 

次にゆっくり動作すること、これは肉体的な負荷である。ゆっくり動くことによる肉体的な負荷は、対極拳が証明するところである。また、筋肉トレーニングでもスロートレーニングというものがある。
つまり、 歩みの遅い人に合わせて歩くとき、対極拳を強いられている。

 
 

以上のように、精神的にも肉体的にも負荷がかかるためイライラする、という結論となりそうである。

 

悩みは原因を突き止めればほぼ解決のため、このイライラは大分軽減することと思います。

 

この結論だけ見ると、なんと幼稚なことか。

 
 
 

今日の教訓

人間は、慣れたスピードや期待した速度からずれると、負荷がかかる。
自分の体感ではなく、定量的な結果に目をやることで、イライラからは解放される。


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