今日の教訓

今日得た教訓をひとつずつ


スポンサードリンク

時給論とコスパ

一時間で百円安いものを見つけて得を得ようとするのは時給に換算してコスパが悪い、という話があります。
 
これにどうも納得しかねます。
というか、ちょっと視点が違うなぁと。
 
一時間で百円安いものを見つけて得を得ることは、仕事で考えれば時給百円です。これは確かにコスパが悪い。
 
ただし仕事と考えればの話です。
仕事ではなく、余暇でこれを行った場合、得る予定でなかった百円がプラスになります。これは明らかにメリットなように思います。
まずこれがひとつです。
 
もちろん、これに対する反論はわかります。
一時間で百円でなく、もっと高値のパフォーマンスをしろよ、ということです。たかが百円じゃあね、という感じです。
 
 
さて、前者の意見、後者の意見がありますが、どちらも時給論をベースに語っている点で同じ穴の狢です。同じ次元で議論している以上、同じレベルです。もっと別の視点があるように思います。
 
「一時間で百円安いものを見つけた」ということにより、以下のようなことだってあり得ると思います。
 
・少しでも安いものを見つけて買うことに快感を覚えるため、その行為事態が楽しい
 
・百円安いものを見つけるために学んだ方法が、別の仕事の糧になる
 
・安く買う方法を公開して、その情報料を売る
 
といったように、直接お金の価値に直結するのではなく、それにより直接お金の価値がつけられない価値を得ることもあると思います。
それがふたつめです。その行動を通じて、唯一無二の親友を作ることができることもあります。
 
お金ですぐに換算できない価値は、その時点で価値がわからないので判断できないものと思います。種を植えるイメージですね。どれだけの品質のものがどのくらい出てくるかわからない。
 
だから、その時のベストパフォーマンスを尽くすことが大事と思っています。ベストを尽くせば、きっとお金ではすぐには換算できない価値を得ることがきっとできます。
 
ベストを尽くすことで、少なくとも「今の自分」を越えることができます。それはすぐにはお金に換算できない価値です。少しずつでも自己ベストを塗り替えて行く人は、今問題があってもいずれ乗り越えて行く可能性があります。また、右肩上がりというのもひとつの価値となり、あなたの支えとなります。
 
 

今日の教訓

表面的なコスパを計ることで、そのことの価値を単純には計れない。お金ですぐに換算できない価値につながる可能性もあり、ベストを尽くすことが大事。 

スポンサードリンク